必見!!!! 中判中古レンズ購入の基本
カメラ店が伝授する、中判レンズ購入時の基本チェック事項
店頭での購入からオークションまで注意事項をまとめてみました
今回はカメラ購入の際の基本チェック事項と注意事項をお書きしたいと思います。店頭での購入の際のレンズのチェック事項もお書きします。特にオークションなどでの購入の際の注意事項は重要ですのでよくご覧ください。購入の際の参考にして頂ければと思います。カメラレンズ買取の際はぜひスリースター商会にお任せ下さい。
店頭で中判カメラレンズのを購入する際は信頼のおけるカメラ店であれば安心ですが、委託販売や保証の無いお店では購入の際に注意が必要です。保証のあるお店でもヘリコイドの感触などは保証外の場合もありますので、実際に動かしてみてから購入するように致しましょう。中判カメラレンズの後々の高額買取の参考になれば幸いです。中判カメラレンズ買取はスリースター商会にお任せ下さい。

1.表面レンズチェック
・傷の有無
・ホコリのチェック
・コーティングの劣化
・分解の形跡の有無

2.各部、膜チェック
・傷の有無
・ホコリのチェック
・コーティングの劣化
・分解の形跡の有無

3.外部と動作確認
・傷の有無
・ヘリコイドの動作
・ローレットゴムの劣化
・分解の形跡の有無

4.内部レンズチェック
・レンズのクモリ
・ホコリのチェック
・カビのチェック
・分解の形跡の有無

レンズで一番多いのがカビです。糸カビなどが主にあります。重症の物は清掃しても跡が残ることがありますので要注意です。増殖もしてカビ菌を持ち込まないためにも購入は控えましょう。

レンズ表面にカビが生えて清掃した跡はコーティングのまだらで判別できます。色がまだら模様でしたら以前カビが生えていた可能性ありですので購入は控えましょう。

レンズ中玉が曇っているとバルサムの剥がれの可能性があります。修理不可ですので間違っても買わないようにしましょう。症状も年々進行していきますので最後はゴミになる可能性もあります。
上記以外にもレンズ周りの反射防止塗料の剥がれによる「コパ禿げ」など色々な症状があります。ご自身でチェックして少しでも不安な要素がありましたら購入は控えたほうがいいでしょう。極端に安く買えればいいですが売る際にはやはりかなり安くなります。買取が0円となる恐れもありますので一生使うという方以外は購入は控えたほうが賢明です。ご自身でいろんなレンズを見て「見る目」を養ってください。カメラレンズの後々の高額買取の参考になれば幸いです。カメラレンズ買取はスリースター商会にお任せ下さい。
最近ではインターネットも普及してきており通信にて購入する機会も多くなってきていると思います。当店もYAHOOオークションを利用しております。ここではそんなオークションで商品購入時の大まかな流れと注意事項をお伝えしたいと思います。カメラレンズの後々の高額買取の参考になれば幸いです。カメラレンズ買取はスリースター商会にお任せ下さい。

1.商品検索
お目当ての商品を検索などで見つけましょう。見つかったら穴が開くほど画像を確認しましょう
・画像に商品のすべての面が写っているか確認する。
写っていない部分に傷がある場合もあります。出品者が意図的に隠している場合もあるので注意が必要です。心配でしたら質問するようにしましょう。質問が返ってこない場合は入札を控えるくらいのほうがいいと思います。後悔しないためにも自分でルールを作っておきましょう。基本的に写っている部分の傷等はクレームの対象外になると思います。実際に届いた後、悔しないためにも画像は穴のあくほど見て納得してから入札しましょう。届いた後に傷に気がついてもほぼ自己責任となりますので注意が必要です。また色の違い等はご自身のモニターの色の違いかもしれませんので複数の端末から見るのもおススメです。パソコンの画面とスマートフォン、タブレットなどで確認しておきましょう。

2.商品説明
次に商品説明欄をよく読みましょう。送料のチェックもします。
・商品説明分のチェック
商品説明のチェックは重要です。文章のうまい人は商品が問題ありでもうまく書かれていることがありますので注意が必要です。画像では分からないカビの有無や曇りの有無は特に注意してみてください。記載がない場合は質問しましょう。また「よくわからない」と記載している商品は本当に分からないのか、もしくはとぼけているかも分かりませんので注意が必要です。オークションは人同士のかけひきの場でもありますので、そこのところも踏まえて楽しみましょう。合わせて送料のチェックもしましょう。出品者によっては明らかに高額の送料を請求する人もいますがオークションのガイドラインでは正規の金額以上の送料を取ることは禁じておりますので注意しましょう。

3.評価欄
出品者の評価で商品の状態が分かる?評価欄は情報の宝庫となります。
・出品者の評価欄のチェック
評価欄のチェックはとても重要です。基本的なことですが評価が悪い人の商品は入札しないほうが賢明です。また悪い評価があればコメントもチェックしましょう。過大表記で付いたのか発送の遅れで付いたのか色々あると思いますので入札の参考にしたほうがいいと思います。おススメは評価欄で偏りがなく出品されている方がいいと思います。たとえばライカのレンズばかり出品している人などです。そういう方はマニアの方ですので商品に思い入れがあり大切に扱ってきたと思われますので比較的安心できると思います。逆に要注意は個人の方なのにジャンルがバラバラな人です。こういう方の中には転売で利益を出している方もおられますので商品チェックも良くない場合が多いです。よく考えて入札するようにしましょう。
カメラ専門店だから分かる 要注意レンズ!!
カメラ専門店だから分かる
要注意レンズ!!
比較的流通量があり故障頻度の高いレンズをまとめてみました。
カメラレンズ購入時の参考になればと思います。

MAMIYA SEKOR
SHIFT 75mm f4.5
症状:バルサム切れ
発生割合 99%
後群の玉の一つのバルサムが必ず劣化にて黄色く変色して曇ります。ほぼ99%の割合でクモリが出てます。購入の際は要注意です。

HASSEL BLAD
C40mm f4
症状:クモリ汚れ
発生割合 30%
中玉に曇りがでやすいレンズです。古いので無理もないですが修理の判断が難しい部分ですので注意が必要です。シャッターも注意が必要です。

MAMIYA SEKOR
110mm f2.8
症状:バルサム切れ
発生割合 30%
初期の頃の中玉に曇りがでやすいレンズです。バルサム切れですので交換もしくは張り替えでの修理となります。

CONTAX MACRO
Planar 120mm f4
症状:クモリ汚れ
発生割合 50%
このレンズは原因不明ですが結構な頻度で中玉に汚れが出ます。清掃で取れますので早めの清掃をオススメします。
故障頻度の多いレンズは上記以外にも多数あります。中古店でさえも見落としている場合もありますので注意が必要です。またオークションで購入する際は不安であれば出品者に質問するように致しましょう。上記レンズで「訳あり」として売りに出ている場合もありますが意外と安くはないようです。ただ売るときにはかなりの減額となりますので、最初から問題ないレンズを購入することをおススメ致します。カメラレンズ買取の際に高額で売れるように考えて購入しましょう。